しらたきは万能食

食べ物とゲームの話ばかりしている週記録

しらたき週報2024第9号

・ずっと気になっていたたまごパンを食べた

今週はなんとTSUTAYAによくある(地方感覚)成城石井コーナーで売られているめちゃくちゃよく見るたまごパンを食べました。ころころと小さく丸い、黄金色のめちゃくちゃ美味しそうなやつです。食べた環境の関係で写真は撮っていないのだが、あのクッキー生地の焼く前みたいなバターを思わせる色、無条件でおいしそうなんだよな。買って初めて知ったのだが、あのたまごパン自体は長野の会社が販売しているものらしい。あんなに成城石井コーナーの顔みたいな置かれ方しているのに!? そういうこともある。数年前からずっと気になってはいたのだが、あんなにお菓子っぽい形をしていても一応はパンだから一度にこの量を食べ切れと言われるとつらいのもあり、まあ売れ筋らしくいつでも置いてあるしそのうち機会があれば買えばいいかと思ってしまい、今までは手を出せていなかった。あれはどう考えても輝かしい生活をしているタイプの人間が友人とお茶しながら一緒に食べる想定の量。それか構成人数の多い家族のおやつ。ぼくは菓子パンをお昼ごはんとして食べることを普通にするタイプではあるのだが、あれはパッケージがおしゃれすぎてお昼に食べるのはなんか違う気がする。今週は色々と事情が重なって、お昼の時間には早いがこの後お昼過ぎまで家に帰ることができず、たまたまTSUTAYAの近くで待機する必要がある用事が発生したので腹減り回避のためという大義名分で購入に踏み切ることができた。嬉しい。ちなみにTSUTAYAの売り場ではない真の成城石井は行ったことないです。そもそも行ける範囲になかった。成城石井の開店が地域の大ニュースになり、地方局が揃って前日から中継に行くような地方に居住している。

たまごパンを買うぞ! と思って売り場に行ったら見たことあるプレーン以外にもピスタチオとかメープルとか色々と種類があってそんなのもあるんだ……となった。とりあえずプレーンだと数が多すぎるので入っている数が少ないメープルジャム入りのものを買ってきた。いくらたくさん入っていても食べきれないのでは良くないし、そもそも無理してたくさん食べるのはやめるべき。あればあるだけとりあえず食べる習性があるので、食べるときに自制を求めるより用意する量をセーブするのが一番効果的なんだよな。言ってて悲しくなってきた。味については生地がしっとりしていてふわっとバターの風味がしてめちゃくちゃ美味しかった。何というか、見た目から受ける印象そのままの味がする。理想の具現化みたいな味だった。理想を食いたい時におすすめ。こういう見た目からして美味しそうなものって実際に食べると見た目で想像した味が「理想」すぎて逆に期待よりそこまで……となってしまうことがあるので少し警戒してかかるのだが、理想に肉薄しており、かなり好きな味だったのでまた食べるかもしれない。機会があれば……その機会がないからずっと手に取ることをしなかったわけだが。

 

・今週のロマサガ3 ユリアン、最悪で最高

先週ようやくロマサガ3の一周目をクリアしたので二周目をやっています。ポケモンで育った人間なので本来であれば周回プレイはあまりしないのだが、主人公候補が8人いて、その主人公固有のイベントもあるゲームなのでこれを見ずに終わると他のキャラクターのことが理解できないので珍しくそういうことをしている。つまり、8回クリアするまで終われない。普段ほとんど周回しない人間が急に8周!? リマスター版で遊んでいるのでその恩恵を受けてある程度の育成状況やアイテム、所持金等の引き継ぎはできるのだが、全部を丸ごと引き継ぐようなシステムにはなっていないので火力はあるけどHPが足りないので結局育成に時間を割く必要がある状況になっている。さらに、仲間候補の多いゲームなのでなるべく前のデータとは違う仲間を使ってパーティを組もうという目標を掲げてしまったがゆえに、そこまで強さを引き継げている感じもない。もっとも、最初に主人公として選んだエレンだけは思い入れがあり、そもそもストーリーを考えた場合に彼女がラスボス戦に参加しないのは嫌だな……となってしまったので毎回パーティに入れようと思っているのだが、エレンだけがやたらと強いので逆に本来は突破できないような育成状況でもゴリ押しが効いてしまい、どこかで他の仲間の育成が足りなくて行き詰りそうな気がしている。そこまで気にするなら引継ぎしなくてもいいのでは、と思わなくもないのだが、技の閃きとかいうクソデカランダム要素をもう一度やり直すのが嫌すぎて引継ぎをしている。頭ポケモンなので何故レベルで技を覚えないんですか? となる。まあランダムで技を習得することによるワクワク感があるのは否定しないし、そこが面白いところだなとも思っていたのだが、特定の見切り技が取れないと本当にしんどいのにそこが運なのが無理。その辺の雑魚敵がそれなりの頻度で即死技、魅了技(このゲームの魅了は行動不能ではなく同士討ち系なので場合によっては即死より危険)を気軽に打ってくる修羅のゲームなので見切り技の取得状況の引継ぎができないロマサガ3に耐えられる気がしない。まあリマスター版追加要素なので昔はできなかったのだが……。スクエニの慈悲、あったけえ〜!

そういうわけで2周目、主人公はユリアンを選択。正義感が強く、鮮やかな緑髪の視認性が高いことからプレイヤーにも優しい男である。その辺の一般開拓民をやっていたところ、偶然居合わせたお姫様を助けたことがきっかけで姫の護衛部隊、プリンセスガードに抜擢されて何やかんやあって旅に出る、という流れで話が進んでいくのだが、旅以前にユリアンのプリンセスガードとしての仕事、つまり姫の護衛としての挙動にあまりにも問題がある。

これがユリアンの仕事の様子。花畑で日向ぼっこをして(何故か口に出して)ポカポカしている金髪の子が護衛対象の姫、モニカ様なのだが、護衛の仕事をしているにも関わらず、何故かユリアンは側についていない。この時ユリアンが何をしていたかというと、モニカ様を放置して花畑の横にある森に入って行っているので木に隠れていて画面には映っていない。なんで? 少し目を離すどころの騒ぎではなく、もう完全に場を離れている。この後、姫は普通に魔物に攫われ洞窟に連れて行かれ、ユリアンはそれを助けにいくことになる。しかし、そもそもユリアンがモニカ姫から物理的に離れていなければ攫われる前に助けられたはず。プリンセスガードとしてのやる気、あるのか? ちなみに洞窟で攫われた姫を見つけ出した後、誘拐首謀者の最後の悪足掻きによって洞窟が崩落、救助が来るまで真っ暗闇に姫と二人で長時間閉じ込められるというとんでもない事態になっている。何やってんだお前! これだけやらかしても何故か無罪放免でプリンセスガードとして引き続き働けることになるのも異様だが、まあモニカ姫がユリアンのことをかなり気に入っているところがあるからなあ……。だからって暗闇の中で呑気にイチャイチャするのやめてもらっていいですか? 一応書いておくとユリアンは正義感が強く、また基本的には心優しいので護衛としての仕事が壊滅的なだけで良いところもたくさんある。ただ護衛としての素質が終わりなだけで。